PEOPLE

社員インタビュー

人と組織を強くし、 全員で勝ち続ける。

株式会社ディアーズ・ブレイン 支配人田上 洸司2016年入社
PROFILE

ウエディングプロデューサーとして入社後、成約率1位や年間MVPなど数々の功績を残し、20代で支配人に着任。現場の最前線でリーダーシップを発揮している。

20代で、
ヒト・モノ・カネを動かす
「社長」の立場に。

支配人とは、その店舗の最終責任者であり、いわば経営者。ひとつの会社の社長と同じくらいの裁量と責任があるポジションです。私は現在、2店舗、約60人のキャストのマネジメント、数億円規模の年間売上・予算を管理しています。ヒト・モノ・カネすべての意思決定を委ねられているのが、支配人の立場。例えば人員を強化するための採用予算や新しい演出の導入に伴う設備の改修など、通常の会社であれば社長承認が必要なものも、すべて私の裁量で決定していきます。20代半ばで初めて支配人を任された際は、責任の重さ、期待の大きさに押し潰されそうになったこともありました。もともと私自身は、強いリーダーシップを発揮してチームを率いるタイプではありませんでした。だからこそ、当時意識していたのは、プレイングマネージャーとして、誰よりも現場をよく知る支配人になること。自分自身も接客をし、キャストに背中を見せながら、少しずつ自身の言葉に説得力を持たせられたらと考えていました。チームの先頭に立って率いるのではなく、後方に回りメンバーをフォローしながら、全体を押し上げていくようなマネジメントが自分には合っていると思ったのです。メンバーに伝えていたのは、結果にこだわることの大切さ。目標に届かないと仕事を心から楽しめなくなってしまう。キャストには、目標を達成することで、仕事を全力で楽しんで欲しい。そのための環境づくりも支配人の仕事だと思っています。

勝ち続けるために、
「勝ち癖」をつける。

ディアーズ・ブレインには「勝ち癖」という言葉があります。目標を達成し続ける店舗は、いわば「勝ち癖」のついた店舗。チームに自然とポジティブな空気が生まれ、一人ひとりも自然と勝つための行動をするようになります。最初に支配人代理を任された拠点は、オープン当初から毎年目標を達成し続けてきた、いわば「勝ち癖」のついた店舗でした。さらに年間の挙式数が社内で最も多く、売上も十数億円の旗艦店。この店舗が目標を達成できなければ、会社の業績にも影響が出てしまう。当初はプレッシャーもありましたが、個々が高いパフォーマンスを発揮するだけでなく、強いチームワークが根づいていたその店舗で実感したのは、個人が勝つだけでは意味がないということ。たとえスタープレーヤーがいたとしても、チーム全体で勝てなければ店舗としての「勝ち癖」にはつながりません。だからこそ、誰かひとりに頼るのではなく、全員が勝ちに全力でコミットする状態をつくる。そのための育成や環境づくりが、支配人の役割なのだと考えるようになりました。勝てる雰囲気をつくり出し、メンバーを育成し、店舗全体として結果を残していく。その好循環が生まれ、チーム全員で上昇気流に乗ることができたときは達成感を感じます。

店舗の未来と、
キャストの未来を預かっている。

今でこそ支配人の肩書きが馴染んできましたが、実は私自身、ウエディングの仕事が向いていないのではと悩んだ時期もありました。もともとブライダル業界志望だったわけではなく、ディアーズ・ブレインに入社したのも、成長できそうな環境に惹かれたから。どうしたらお客様に心を開いていただくことができるのか、どうしたら高額な商品を提供する中で安心していただけるのか、お客様との深いコミュニケーションが一番最初の壁でした。自分を変えたくて、うまくできたことはその都度メモしながら、少しずつ接客スタイルを見直していきました。結果、4年目には通期成約率で1位を獲得し、5年目には全社MVPの1位に。その翌年から支配人代理を経て、支配人としてのキャリアが始まりました。私自身、苦しい時期を経験したからこそ、伸び悩んでいるスタッフの気持ちは痛いほどよく分かります。今すぐには結果が出なくても、いつか必ず報われる瞬間が来る。身をもって実感しているからこそ、悩んでいるメンバーには、自分の体験を伝えつつ、隣で見守り支えていくことを意識しています。私たち支配人は、店舗の未来だけでなく、キャストの未来も預かる立場。例えばいつかディアーズ・ブレインを卒業する日が来ても、どんな業界でも通用する強い人になっていてほしい。そうやって「勝ち癖」のついた人を育て、強いチーム、強い組織をつくっていきたいと思っています。