20代で、
ヒト・モノ・カネを動かす
「社長」の立場に。
支配人とは、その店舗の最終責任者であり、いわば経営者。ひとつの会社の社長と同じくらいの裁量と責任があるポジションです。私は20代半ばで、2店舗約60人のキャストのマネジメント、数億円規模の年間売上・予算を管理を任せていただきました。ヒト・モノ・カネすべての意思決定を委ねられているのが、支配人の立場。例えば人員を強化するための採用予算や新しい演出の導入に伴う設備の改修など、通常の会社であれば社長承認が必要なものも、自身の裁量で決定していきます。初めて支配人を任された際は、責任の重さ、期待の大きさに押し潰されそうになったこともありました。もともと私自身は、強いリーダーシップを発揮してチームを率いるタイプではありませんでした。だからこそ、当時意識していたのは、プレイングマネージャーとして、誰よりも現場をよく知る支配人になること。自分自身も接客をし、キャストに背中を見せながら、少しずつ自身の言葉に説得力を持たせられたらと考えていました。チームの先頭ではなく、後方からメンバーを支え、全体を押し上げるマネジメントスタイルは、今、複数店舗を見る中でも、各店舗の課題解決と成長加速に貢献しています。メンバーに伝えているのは、結果にこだわることの大切さ。目標に届かないと仕事を心から楽しめなくなってしまう。キャストには、目標を達成することで、仕事を全力で楽しんで欲しい。そのための環境づくりもマネジメントするうえで大切な仕事だと思っています。
























