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社員インタビュー

結婚式をファイナンシャル面から支える もうひとつの「おもてなし」。

株式会社ワンダーステージ ブライダルローン・オペレーター大村 優乃2023年入社
PROFILE

大学卒業後、ホテル業界に就職し、2023年に㈱ディアーズ・ブレインホールディングスの中で金融事業を担うワンダーステージへ転職。ブライダルローンのご案内を通じて、新郎様新婦様をサポートする役割を担う。現在はオペレーション業務全般に携わりながら、後輩の育成やチームづくりにも尽力している。

未経験から金融の世界へ。
知識や経験よりも大切なもの。

学生時代から「おもてなし」に関連する仕事に関心があり、就職活動ではブライダルやホテル業界を志望していました。挑戦を楽しむ雰囲気に魅力を感じて、第一志望だったのはディアーズ・ブレイン。しかし当時はご縁がなく、とあるホテル会社に就職し、フロント業務や電話オペレーター業務を担当しました。入社から4年ほど経ったころ、「新しいことに挑戦したい」と考え転職活動を開始し、そのとき目にとまったのが、ワンダーステージの募集でした。ワンダーステージは、結婚式費用の立替払い(ブライダルローン)をはじめ、新生活のサポートや保険事業を手がける会社で、新郎様新婦様の結婚式からその後の生活まで「お金」の面で支える役割を担っています。学生時代に、「一番働きたい!」と思っていた会社のグループ会社。ここで踏みださなければ後悔すると感じ、応募を決意しました。もちろん「金融知識のない自分に務まるのだろうか」という不安もありました。しかし面接で、後に上司となる方から「知識は入社後で十分。大切なのは素直さと感受性」と言っていただき、安心することができました。さらに「私たちが向き合うのは企業ではなく個人のお客様。誠意を持って関係を築くことが大事だ」という話を聞き、金融に抱いていた堅いイメージが、人に寄り添う温かいものへと変わっていきました。入社後は、会社やクレジット業界の基本知識を学び、パソコン入力などの簡単な業務からスタート。その後、お客様の電話対応、審査業務と少しずつ担当領域を広げていきました。覚えることは多く正確さも求められる仕事ですが、OJTを通じて着実に力をつけながら成長することができている と感じています。

支えているのは「お金」の先にある、
お客様の想い。

スマイル(結婚式)は人生の大きな節目。とくにブライダルローンは「審査が通るだろうか」「本当に大丈夫だろうか」と心配になる方が少なくありません。だからこそ、まずはそのお気持ちをしっかり受けとめ、安心していただけるよう寄り添うことを大切にしています。初めてのお電話の際には、さりげない声がけも意識しています。必要なのは正解を押しつけることではなく、一人ひとりの背景や言葉に込められた想いを理解し、最適な提案へつなげること。こうした積み重ねによって、相手の気持ちを考える力や傾聴力を養うことができたと感じています。ときには、新郎様新婦様で意見が分かれてしまう場合もあります。そのような場面でも双方の声に耳を傾け、気持ちを整理していただけるよう努めます。結婚式に不安や迷いを抱えるのではなく、前向きな気持ちで当日を迎えてもらうこと。その支えになることが、私たちの役割です。ローンはお金の話である前に、人の想いに深く関わるもの。お客様に安心と幸せな時間を届けられることに、大きなやりがいを感じます。そして、「大村さんのおかげで、無事に式を迎えられます」という言葉をいただけると、すべてが報われた気持ちになります。 

安心を届け、夢を現実にする。
「やりたい」を「できる」に変える仕事。

現在は、自分の担当業務に加えて、後輩メンバーの教育やフォローにも力を入れています。ローン業務は一つの判断ミスが大きな影響を及ぼす仕事です。だからこそ「分からないときは抱え込まずに聞ける環境」をつくることを意識しています。新人にとっては質問するのも勇気がいるものですが、安心して声をあげられる空気があれば、間違いを未然に防ぎ、成長にもつなげることができます。私も先輩たちに支えられてきたからこそ、同じように仲間を支える存在でありたいと思っています。これからは、自分自身の専門性をさらに磨き、ブライダルローンのプロフェッショナルとして成長していきたいです。お客様にとって、結婚式は一日限りの特別な舞台。結婚式で叶えたい夢を、お金を理由に諦めることなく、その不安や想いに寄り添える存在でありたいと思っています。ローンと聞くとマイナスな印象を持たれる方もいますが、その本質は「やりたいことを叶える力」。結婚式を迎えるおふたりやそのご家族が、しっかり納得して決断できるようにサポートしたいと考えています。そして、ブライダルローンという選択肢、その価値をもっと多くの人に知っていただきたいです。結婚式場で料理や演出をつくりあげる現場キャストのように、直接は表舞台に立たなくても、最高の一日を裏側から支えている。その誇りを胸に、これからも仕事に向き合っていきます。

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