また、あのチームで働きたい。
10ヶ月後の復職。
新卒で配属されたのは、オープンしたばかりの店舗でした。オペレーションも確立される前の段階で、毎週のミーティングでは、パートナー様もプロデューサーもキッチンキャストも立場を越えて意見を出し合い、翌週にはルールがどんどん更新されていく。新店ゆえに新卒の私にも多くのお客様の担当を任せていただき、毎日が目まぐるしく過ぎていきました。しんどいと思うこともありましたが、一緒に働く先輩方が皆さん明るく前向きで、いい意味で自律して動けるチームだったので、そんな先輩方に囲まれて、私も忙しさを楽しさに変えることができました。入社3年目にはCS(顧客満足度)全社2位、4年目には全社1位をいただき、その節目で結婚。これからもプロデューサーとして第一線でやっていきたいと思っていたのですが、その翌年、夫の転勤で転居することに。転勤先はディアーズ・ブレインの会場がない地域だったため、やむなく退職を決断。それでも、結婚式には携わりたいという思いは変わらず、別のブライダル企業のフロントスタッフとして働いていました。そんなある日、飛び込みの新規予約が入ったときのこと。私が嬉々として「予約入りました!」と施行担当に伝えると、「じゃあ新規メンバーに伝えておいて」と淡々と返されたのです。ディアーズ・ブレインだったら、チーム全員で大喜びするところ。些細な違いかもしれませんが、私にとってはそのやりとりが大きな違和感として残りました。「やっぱり、あの人たちと働きたい」と心から思い、退職から10ヶ月後、夫の再転勤で元いた場所に戻れることになったとき、迷わずディアーズ・ブレインに復職しました。
























