料理を通じて、
人を笑顔にしたい。
もともとは料理をするよりも、「観る」ことが好きだったんです。TVで同年代の子たちが夢中になりそうなアニメやお笑い番組をやっていても、料理番組にチャンネルを変えてしまうくらい(笑)。やがて、高校時代にはじめた飲食店でのアルバイトをきっかけに、つくることそのものの面白さに惹かれていきました。自分の手でつくった料理を届け、お客様から「美味しかったよ」と笑顔で声をかけてもらったとき、胸の奥が熱くなるのを感じたのです。料理は人を幸せにすることができる。そんな手応えに背中を押されて、調理の専門学校へ進学しました。就職活動でブライダルに興味を持ったのは、「結婚式」という最も特別な日に添える料理だからこそ、より大きな幸せを生み出せるのではないかと考えたから。なかでも、和と洋を掛け合わせる「フレンチジャポネ」という独自のスタイルを大切にしているディアーズ・ブレインの料理に興味を持ちました。フレンチも和食も幅広く学びたいと思っていた私にとって、両方の技法を身につけられる、またとない環境だと思ったのです。
























