PEOPLE

社員インタビュー

自らの手で事業を生み出し、 ゼロイチに挑み続ける。

株式会社ディアーズ・ブレイン
ホールディングス
事業開発部北市 裕祐2024年入社
PROFILE

中学・高校は剣道部に所属し、地区大会で準優勝した経験を持つ。兄の影響で金融業界に興味を持ち、新卒で証券会社に入社。リテール営業を3年経験し、後輩の育成なども担当した後に、IT企業に転職。社内コンサルとして3年間、事業開発に従事。異業種での経験を活かし、現在は新規事業推進グループでゼロからの事業立ち上げに挑む。

どこで働くかより、
誰と何を成し遂げられるか。

一社目は、証券会社、二社目はIT企業。そんな私が三社目に選んだのが、ディアーズ・ブレインホールディングスでした。異業種から異業種へ転職を重ねてきましたが、大切にしたかったのは、どのような業界で働くか、よりも、誰と働くか。そして、その会社で何を成し遂げられるか。前職でも新規事業に関わってはいたものの、実際に事業を推進していくところまで、深く関わることはできていませんでした。自分の手でゼロから事業を生み出し、成長させていく経験をしたいと思っていた時に、たまたま見つけたのが、ディアーズ・ブレインホールディングスの求人だったのです。主力としている事業は、自分のまったく知らないブライダル。社名も求人を見るまで知りませんでした。けれども未経験の業界、未知の領域に挑戦した方が、自分の可能性を広げられると感じたのです。
他社からも内定をいただく中で、いちばんの決め手になったのは、「人」。転職の際に大切にしていたことが、同じ部署・一緒に仕事をする人と会って、話をすること。最終的には人が決め手になると思っていたのですが、他社は最終面接まで上司には会えませんでした。一方で、当社では人事担当者だけではなく、ともに働く上司や同僚、社長と、面接ごとに違うポジションの人と会えました。さらに面接の場で何度か会っただけの私に対して「なんでも好きなようにやっていい。責任は自分が取る」「ブライダルに限らず、どのような提案をしてくれてもいい」とまで言い切ってくれた。この人のもとでなら、どのような挑戦もできると確信できたのです。実際に、入社後は想像以上にエキサイティングな日々が待っていました。

会社員でありながら、
起業家のように没頭する。

私が所属する新規事業推進グループは、わずか4名の少数精鋭のチーム。小さな組織だからこそ、個々の役割も限定されておらず、アイデア出しからリリース後の営業、仕組みづくりまで、すべてのフェーズに携わることができています。私が担っているのは、すでにスタートしている既存事業の基盤構築や業務改善といった業務に加え、新規事業の企画や法人営業など。1日に何十件もテレアポして、市場調査をする日もあれば、システム構築に向けて外部のパートナーと何時間も膝を突き合わせて議論する日もあります。証券会社の営業時代に培ってきたスキル、IT企業で得られた知見など、これまでのキャリアをフルに活かし、脳をフル回転させる日々です。
転職前に挑戦したいと考えていた企画立案にも、自分が事業の主体者となって取り組むことができています。市場性はあるか。収益性、実現性はどうか。企画段階では、世の中のあらゆるニーズに目を向けながら、さまざまな観点で検討を重ねていきます。100あるアイデアのうち、最終的に形になるものはほんの一握り。キラキラした印象を持たれがちな新規事業開発ですが、実際は泥臭いことの積み重ねです。その大変さも含めて、事業の生み出し方を、今まさに学んでいる最中。気づけば休日も、友人との会話の中に事業のヒントを探すようになりました。会社員でありながら、まるで起業家のように裁量を持ち、事業に没頭できる。自分が理想としていた働き方ができています。

親のような気持ちで、
事業を世に送り出す。

最近嬉しかったのは、入社間もない頃から立ち上げに携わっていたクリーニングの新規事業が、リリースを見据えた最終段階にまで進んだこと。長期出張や旅行後の洗濯ストレスを解決したい、という個人的な気づきから着想を得たビジネスで、当初は既存事業と関連のないところからスタートしました。事業計画を進める中で、「結婚式に参列したゲストは、帰宅後ドレスをクリーニングに出すのでは?」との仮説から、ブライダル事業とのシナジーも期待できることが分かったのです。アイデア出しから市場調査、ビジネスシミュレーションを全く何もないところから行い、協業パートナーの開拓、配送・決済などの仕組み構築などを、主体となって進めてきました。約6ヶ月間、粘り強く続けてきて、ようやく社内に広報できた際には「やっとこの日を迎えられた」と胸に迫るものがありました。とはいえ、本格的なサービス開始は、まだまだこれから。社内での実証実験を通して、よりサービス内容を磨き込みたいと考えています。立ち上げから従事してきたからこそ、この事業は自分の子どものような感覚。世に送り出すからには、長く愛されるサービスに育てて、一人でも多くの人に利用してほしい。そしてゆくゆくは、新たな売上の柱になるまで成長させていきたい。私を信じて、大きなチャンスを与えてくれた上司、ともに事業を推進してきた仲間とともに、成功するまで泥臭く挑戦を続けたいと考えています。